2002年のあなたへ(成人の日)

「成人の日は、新しく成人となる青年を祝い、大人になった自覚を促す国民の祝日です。

1948年に制定され、現在は毎年1月の第2月曜日に開催されます。

◎意義と歴史◎

この日は、「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを目的としています。元々は1月15日に固定されていましたが、2000年からハッピーマンデー制度により第2月曜日に変更されました。」

22年前、20歳になった私は、本当に世間知らずで、かつ向こう水で、野心を抱きながら、とにかく何でも全力で取り組めば大成できる。私なら何とかなると、信じて疑わない、能天気というか視野が狭いというかそんな若者でした。

親のおかげで、自己肯定感は高く、自分を信じる事もできていたのです。

おかげで?痛い目にもあったし、勉強代も払い、遠回りをしたと言えばしました。

正直それでもいいと思っています。

先日、旦那ちゃんのお誕生日、そして新年会の集まりで友人と「20歳の自分に何を伝えたいか?」という話がありました。

私は…

「やりたいようにやれ。そして失敗もすればいい、悲しいことも悔しいことも経験し、自分の肥やしにすれば良い。」そう友人に言いましたし、それは嘘ではありません。

それは今が幸せだからかもしれません。

そしてこれからの自分にも期待してるから。

その時その時で自分を信じて判断して、その尻拭いは自分でしようと覚悟を決め、(出来ないことは親に頼った事もありました…ほとんどお金のこと)やってきた結果だと思います。

「人は人で磨かれる。」

20代は、人の人生を舞台の上で表現する事を仕事にしたい私は女優になるべく精進していました。

その割には、人と本音で話すことや、人の感情の機微を追い求めて探るようなことは出来なかった。自分がどう思われるのかばかり気にして、人の本音に触れることを恐れていたのです。

演技としての表現力はついてきた、劇団入団の3年経った頃。

自分の表現できる範疇を越える役を与えられた時、とても難しかった。とても苦しみました。

日常で色んな年代の色んな経験をしてきた人達と話す機会もなければ、その機会を作ろうともしていなかったのです。

その後、2年は継続できましたが、舞台を40本近くこなしてきた頃、限界を感じ、所属していた劇団を後にしたのです。

私は本当ついているなと思えるのは、その時に一緒に未来を見ることができた今の主人がいた事。

そしてその後出会う人によってあらゆることを学び、それこそ磨かれていくのです。(自分で言うのもなんですがw)

この頃は本当に人と会話ができないと言われたものです。

そんな私が今では「コミニュケーション能力が高すぎ」なんて信じられない言葉を言ってもらえるようになっているんです。

一体何があったのって?

それは一言には言えませんが、自分の本音と向き合い、それを人にも伝える事ができ、人に批判されたり、批判されたり、批判されたり…

それでも自分が好きなことや、本当のことを発信していく中で、共感してくれる人がいることの喜び。

そんなことを感じながら、自分の価値感を明確にしてきたことが良かったことの一つだとは思います。

全国の成人式を迎えた方々、本当おめでとうございます。

どうか自分を信じて進み、

失敗を沢山してほしいと思います。

そんな中で、自分と人と本音で向き合い、嘘をつかずにいてほしいと思います。

自分の大事なこと、大好きなこと、得意なことを明確に、

自分の武器にしていってほしいと思います。

かくいう私も同じです。

自分にも行っているメッセージです。

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