思い出の配当

『DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)』は、ビル・パーキンスによる人生設計の指南書で、富の最大化ではなく経験の最大化を目指す考え方を提案しています。著者は、健康・時間・お金をバランスよく活用し、人生を豊かにするために「今しかできないこと」に投資する重要性を説いています。

本書は、貯蓄や節約に偏りがちな生き方を見直し、思い出や経験が人生の満足度を高めると強調しています。

【本書の一説】

「バカげた喩えかもしれないが、記憶を将来への投資だと考えれば、その効用を理解しやすくなる。記憶は配当を生み出し、私たちの生活を豊かにしてくれる。

自宅の台所でコーヒーを淹れている人を見たとき、私たちはその人を見知らぬ誰かとして接したりはしない。相手が自分の愛する人であることも、なぜその人を愛しているのかも知っているからだ。その人と親しくなった経緯、過去の会話、共有してきた経験が、相手に対して抱く今の気持ちをつくっている。

経験に投資する。

経験からは、その瞬間の喜びだけではなく、その瞬間の喜びだけではなく、後で思い出せる記憶が得られる。」

その通りだと思いました。

なので、昨年、子供も大人と同じだけの費用をかけて船の旅に出ました。

今しかないと思ったし、その経験や思い出をずっと話せると思ったから。

母もいつまで元気かわからないし、子供達も自分達の活動が忙しくなると家族は二の次になると聞いていたし。

船で出会った方が、「子供を海外経験をさせたくてオーストラリアに行ったりしたが、子供は浜辺で砂をほじくって楽しそう。

海外なんて行かなくても日本にもっといいところがあるし、一緒にいられる事が大事」だと教えてくれた。

そうだなぁ。

今と未来の備えのバランス。

という事で、日本の近場でも家族で過ごせるよう時間を過ごして行きたいと思ってます!

さっそく、今度は沖縄に家族で行く事に決めました!

所ジョージさんのTV番組で、「ダーツの旅」というコーナーがあったと思うけど、日本地図にダーツを指してそこに訪れるというもの。

そんな旅をして行きたいと改めて思いました。

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